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ラミDeNA史上最大14・5差からの下克上 7投手マシンガン継投ズバリ

 広島を破り日本シリーズ出場を決め喜ぶDeNAナイン(撮影・田中太一)
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 「セCSファイナルS・第5戦、広島3-9DeNA」(24日、マツダスタジアム)

 CSファイナルSは24日、セ・リーグの第5戦が行われ、DeNAが広島に4連勝し、1998年以来、19年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。シーズン3位チームの日本シリーズ進出は10年のロッテ以来で、セでは初。14・5ゲーム差を付けられての日本シリーズ進出は史上最大差。日本シリーズは28日にヤフオクドームで開幕し、ソフトバンクと戦う。

 “セ界”最大の下克上を成し遂げた。怒濤(どとう)の4連勝。セ・リーグの3位球団がCSを突破して日本シリーズに出場するのは初。真っ赤に染まったスタンドからも大きな拍手が起こった。コーチ、選手と抱き合ったラミレス監督は、「ベリーハッピー!」と喜びを大爆発させた。

 また大胆なタクトを振った。先発で2失点したエース・石田を1回で降板させ、継投策に入った。19日の第2戦で7回を投げた浜口が、四回から2回を無失点。「ベストのコンディションではなかった。大きい決断だった」とラミレス監督。起用に応えた新人左腕を称えた。

 練ってきたプランを遂行した。強力な広島打線が2回り目、3回り目に慣れ、アジャストしてくることを想定。「向こうが勢いづく前にこちらが早く動く」。第3戦で“一人一殺”の執念継投。第4戦で先発陣の大黒柱・今永をプロ初の中継ぎで起用。「普通の人が考えないような突拍子もないアイデアが重要」。度肝を抜く采配が短期決戦でさえ渡った。

 逆境をはね返し続けた。阪神とのファーストS、広島とのファイナルSでいずれも初戦に敗れたが、史上初めて日本シリーズまで勝ち進んだ。将は“負のデータ”を気にすることは全くなかった。「僕はジンクスは信じない」。強い信念を貫き通した。「僕は決断するだけ。選手を信じた。選手を称えたい」。グラウンドに送り出したナインを信頼し続けた結果が、偉業につながった。

 球団では、日本一を達成した98年以来、19年ぶりの日本シリーズ出場だ。「セ・リーグの代表として、日本一になるために努力したい」と誓った指揮官。下克上のラストステージで頂を目指す。

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