ロッテ 井口新監督 熱血6時間半指導でイズム注入!

 ロッテ・井口資仁新監督(42)が21日、ロッテ浦和球場で始まった秋季練習に参加した。約6時間半にわたって指揮を執る本格始動となった。

 42歳の新監督は精力的だった。この日早朝、福岡から羽田着の航空機で帰京し、その足で22人の選手が待つ浦和に移動。雨のため室内練習場でのスタートとなったが、新監督は「もう一度原点に返ってほしい」と訓示。断然最下位に終わった今季からの巻き返しに向け、熱く呼び掛けた。

 井口イズム。それは「練習は決してウソをつかない」だ。「(練習の)質を上げて量へといってほしい。この時期、来年のためにやることはたくさんある」。この言葉通り、練習は午前10時から午後1時半まで行われた。2時からは吉田と江村が黙々とバットを振り、それを見つめる新監督がユニホームを脱いだ時には日が暮れていた。

 11月1日からの鴨川秋季キャンプはほぼ全員が参加予定。「『監督』と呼ばれても違和感がある」と苦笑いを浮かべるが、すでにチーム建て直しを図る指揮官の顔だった。

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