ロッテ金森新打撃コーチ、早くも熱血指導「基本は下半身で打つこと」

 金森栄治コーチと打撃練習を見守るロッテ・井口資仁監督(右)=ロッテ浦和球場
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 今季、最下位に終わったロッテは来季への巻き返しに向け、21日からロッテ浦和球場での秋季練習をスタートさせた。井口資仁新監督(42)とともに注目を浴びているのが金森栄治新打撃コーチ(60)だ。

 井口新監督にとっては、打撃の師匠的な存在であり、ロッテには6シーズンぶりの復帰となった。

 真骨頂を発揮したのは練習終了後、吉田と江村を強化選手に指名しての打撃指導は午後2時から4時半の2時間半に及んだ。

 金森コーチ、以前から熱心な指導とアドバイスには定評がある。

 今季、ロッテのチーム打率は・233で12球団最悪となった。

 「打線は水物なので怖いですよね」と言いつつ、「基本は下半身で打つこと。スローイングもバッティングも同じです」と立て直しへの方針を示した。

 井口監督からは「(若い人に)厳しくたくさん振らせてほしい。振り切る。下半身を使ったスイングを」と要望されているという。

 吉田は「軸足が動いている。そこを直していこうと言われました」と直接アドバイスを受けて、バットを黙々と振り続けた。

 金森打撃コーチは最後に、「プロを意識してやらないと。自分のためですからね」とロッテナインに呼びかけた。強力打線構築へ第一歩を踏んだ。

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