楽天ベンチ 美馬から高梨へのスイッチ、最少失点でしのぐ
「パCSファーストS・第3戦、西武-楽天」(16日、メットライフドーム)
楽天の先発・美馬は五回途中72球を投げ、3安打1失点で降板した。
1点を争う展開に試合の後半は両チームとも救援陣がカギを握ることになった。
美馬は2点の援護を受け、四回までは西武に得点を与えなかったが、五回に1死二、三塁から炭谷の右犠飛で1点を返され、2死三塁となると楽天ベンチは新人左腕の高梨をマウンドへ送った。
ここで高梨は秋山を空振り三振に仕留めて1点のリードを守った。
先発の責任を何とか果たした美馬は「今日は最初から飛ばしました。5回途中ですが、試合は作れたかなと思います」と安どの表情。「高梨が昨日に続いてよく抑えてくれましたね。あとはチームが勝つようにしっかり応援したいと思います」と後続を断ったルーキーに感謝した。