楽天・松井裕CS間に合った 復活アピール「痛みなく投げられた」
「パCSファーストS・第1戦、西武-楽天」(14日、メットライフドーム)
左肘違和感で4日に登録抹消されていた楽天・松井裕樹投手(21)が12日、14日の西武とのCSファーストS第1戦から守護神として復帰する見通しとなった。この日、Koboパークで行われた全体練習でシート打撃に登板。投球をチェックした梨田監督はGOサインを出した。
松井裕は打者延べ4人に対し、チェンジアップ、スライダーも交え20球を投じた。1日のロッテ戦で違和感を覚えた左肘は問題ない様子で、梨田監督は「ボールはちょっと散ってたけど、強さはある。明日、問題なければ明後日、登録します」と明言。起用法については「当然クローザーで。サブ(福山)がセットアッパー」と勝利を託す構えだ。
松井裕は「抜ける球もあったけど、痛みなく投げられた。90%くらいというか、ある程度、力は出して投げられたと思う」と復活をアピール。プロ4年目で初めて挑むCSの舞台に「自分のこれからのキャリアに生かせるようにしたい」と強く意気込んだ。