若侍ジャパン、投打の軸は田口と山川!稲葉監督が指名

 野球日本代表「侍ジャパン」が12日、都内で会見を行い、11月16日開幕の「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」に出場する代表25選手を発表した。会見に出席した稲葉篤紀監督(45)は投打の軸に、2年連続2桁勝利の巨人・田口麗斗投手(22)と、今季23本塁打でブレークした西武・山川穂高内野手(25)の名前を挙げた。

 勝利と育成-。2つの課題に挑む25人の若き侍。その名を稲葉監督は力強く読み上げ、「日の丸を背負うプレッシャーは大きいが、今までやってきたことをそのまま、試合で戦ってくれたらいい」と期待を口にした。

 選手選考に際し稲葉監督は「オーバーエージの選手をどう選んで、どう戦うか。非常に悩んだ」と話す。導いた結論は、オーバーエージ枠3人を含め、若手主体で臨む道だ。

 同枠では中日・又吉、ソフトバンク・甲斐、西武・山川を選出したが、最年長の又吉でも26歳。「あまり歳が離れていてもコミュニケーションが難しい」とベテラン選手の選出はしなかった。

 勝利のための結束。同時に若手主体となることで、3年後の2020年東京五輪を担う世代が経験を積む機会を優先させた。その中で投打の軸として期待を懸けるのが、巨人・田口と西武・山川だ。

 「田口は非常に安定感があるし、打者も打ちづらいと聞く。投手陣の中心を担ってもらいたい」とエース格の働きを期待。今季終盤は4番を務めた山川にも「軸を打ってほしい願いはある」とした。

 台湾代表・洪一中監督、韓国代表・宣銅烈監督を前に「開催国として負けるわけにはいかない」と稲葉監督。五輪金メダルを目指す旅。まずは、初代アジア王者をつかみ取る。

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