巨人・由伸監督、鬼になる!G獄キャンプ予告「打てないんだから振らないと」
巨人・高橋由伸監督(42)が11日、11月に予定される宮崎秋季キャンプでの1日におけるスイング数目標を前年比1・5倍にする考えを明かした。「質も大事だけど、量も必要。打てないんだから振らないと」。前年は1日1000スイングを目標にしていたが、今年は1500スイングを目安とする構えだ。
優勝した広島とは得点で200点、本塁打で39本差をつけられた。盗塁数でも広島のちょうど半分に終わるなど、打撃部門のほとんどで後塵を拝した。追いつき、追い越すために打力アップは必要不可欠。追い込みの利く秋の期間に、徹底した振り込み、打ち込みを課していく。
環境も整った。11月からスタートする新体制では新任の吉村打撃総合コーチを含め、打撃コーチが4年ぶりに3人となる。指揮官は「それぞれ違うタイプ(の打者)だった。いいアイデアを出してくれるでしょう」と期待した。打撃指導体制が強化されて迎える秋。振って、振って、強打復活の土台を築く。