ロッテ・パラデスが帰国 来季去就は未定も「マリーンズファンは世界一」
ロッテのジミー・パラデス内野手(28)が11日夕、成田発ニューヨーク行きのJAL便で帰国した。
パラデスは89試合に出場して打率・219、10本塁打、26打点の成績。ダフィーの不振も相まって、ロッテ低迷の大きな原因の1つとなった。
成田空港でパラデスは、「チームが苦しい中で自分自身も苦しんでしまいました。そんな日々の中で私を励ましてくれたのはファンの皆さまの存在でした。これまでいろいろなチームでプレーをしてきましたが、マリーンズファンは世界一だと思います。いつも変わりなく熱く応援をしていただき背中を押してもらいました」とファンの応援に感謝。さらにこう続けた。
「この場を借りて本当にありがとうございましたとお伝えしたいです。もし、来年また日本に戻ってこられたなら、今度はチームを引っ張るような成績を上げ、皆さまの期待に応えたいと思います」。
ロッテ・山室晋也球団社長(57)は、パラデスの去就に関し、「いろいろ修正しなければならないが、もうちょっと見てみたい」と新外国人獲得の動向をにらみながら残留の是非を決める方針を明らかにしている。