中日がドラフト会議で１位指名の最有力候補に挙げている早実・清宮幸太郎内野手（１８）と来週にも「事前面談」を行う。

　注目が集まっているのは海外ＦＡ権を取得する前にポスティング制度によるメジャー行きを認めるのか否かだが、コンプライアンスの観点からもポスティング容認を指名や入団の条件にするのは問題だ。竜としては特Ａという高い評価と熱意を伝え、施設面や育成面を含め、提示できる内容を実直に伝える。

　「（面談に）行くということは、ドラフト１位の最有力候補の１人と受け止めていただいて構いません。誠心誠意、答えられることは説明していきます」と中田宗男スカウト部長。正面から向き合い、球団の考えを伝えていくことになる。