ロッテ二木、引退・井口効果で規定投球回数突破目指す
ロッテ・二木康太投手(22)が7勝目を狙って26日のソフトバンク戦に先発する。
現在、今季の投球回数は126回1/3で規定投球回数まであと16回2/3となった。
残り試合は8。伊東監督は先発起用に関して「3回はいかせる」と話しており、26日のソフトバンク戦が第1関門となる。
25日はZOZOマリンスタジアムで軽い調整。前夜は井口の引退試合だったが、「すごい。感動しました。あそこでホームランが打てるなんて…」と振り返って、こう続けた。
「引退する人の打撃ではない。そう思いますね」。一夜明けても、興奮の余韻は冷めていなかった。
前回の西武戦(メットライフ)は6回を被安打8で2失点。打線の援護と3併殺で要所を締めた結果だった。
「(西武戦は)あまりよくなかった。真っすぐで押し、フォークで三振を取るのが理想のピッチングです。そういう風に持っていきたい」
修正点はフォーム的な部分で、「いろいろ考えるところはあった。真っすぐ…イメージと違っていた。意識してやってきた」と意気込んだ。
26日は井口がソフトバンク対ロッテ戦のテレビ中継で解説を行う予定。「緊張しますね」と言いながら、「自分のピッチングで勝ちたいですね」と自信をのぞかせた。
白星を手中にすれば、昨季と同じ7勝と並ぶ。そして規定投球回数クリアを目指して、第1関門をこじ開けるつもりだ。