日本ハム・増井、井口に被弾 脱帽「引退する方のバッティングじゃない」
「ロッテ4-3日本ハム」(24日、ZOZOマリンスタジアム)
日本ハム・増井浩俊投手(33)がこの日が引退試合だったロッテ・井口の同点本塁打に脱帽した。
2点リードの九回からマウンドへ。先頭、清田に右前打を浴びた後、打席に井口を迎えた。「対戦できるなら、全部、真っすぐでいこうと思っていた」とオール直球勝負で挑み2ボール1ストライクからの4球目。149キロ直球をバックスクリーン右へ運ばれた。この回を無失点に抑えれば、井口は最後の打撃となっていたが、21年目のベテランに意地の一発を浴びた。
現役最後の本塁打を浴びた増井は「(ストライクを)取りにいったボールだったのでしょうがないけど、あそこまで飛ばすのは引退する方のバッティングじゃない」と振り返った。