ロッテ 引退試合の井口、第1打席でヒット放つ「6番・DH」で出場

2回ロッテ無死、左前打を放つロッテ・井口資仁=ZOZOマリン(撮影・出月俊成)
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 「ロッテ-日本ハム」(24日、ZOZOマリンスタジアム)

 今季限りでの引退を表明していたロッテ・井口資仁内野手(42)が「6番・DH」で先発出場し、引退試合に臨んだ。現役最後の勇姿とあって、この日のZOZOマリンスタジアムは超満員となった。

 ロッテはこの日、伊東監督、コーチ陣、選手の全員が井口の背番号「6」をつけてプレー。その中で井口は二回の第1打席で左中間への安打を放った。日本ハムの先発・高梨のボール2からの低めストレートを鋭く振り抜くと、打球は放物線を描きながら左中間方向へ。左翼・大田がショートバウンドでグラブに収めた。

 ロッテは三回に加藤が右越えに5号ソロを放ち1点を先制。井口は四回1死から第2打席に入り、カウント2-1からニゴロ。六回2死からの第3打席はカウント3-2から146キロの高め速球に空振り三振となった。

 試合前の井口は、「まだ実感はない。現役の最後…悔いのない自分らしいスイングをしたい」と力を込めていた。

 井口はすでに球団から監督就任の要請を受けており、来季から指揮を執ることは決定的と見られている。この日を入れて残り試合は9。「なんとかいい形でつなぐことができれば」と今季、そして来季をにらんだ。

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