ロッテ 井口が「6番・DH」で引退試合に臨む 同僚は全員背番号「6」
「ロッテ-日本ハム」(24日、ZOZOマリンスタジアム)
今季限りでの引退を表明していたロッテ・井口資仁内野手(42)が引退試合に臨んだ。ロッテはこの日、伊東監督、コーチ陣、選手の全員が井口の背番号「6」をつけてプレーした。
井口はすでに球団から監督就任の要請を受けており、来季から指揮を執ることは決定的と見られている。
現役最後の勇姿とあって、この日のZOZOマリンスタジアムは超満員となった。
井口は「6番・DH」で出場となった。
記念の引退試合であっても、シーズン中の真剣勝負。試合前、伊東監督は井口に「どうする?」と声を掛けて打順を決めた。
8月28日に出場選手登録を抹消され、ファームで調整を続けてきた。当初は「4番・DH」かと思われていたが、伊東監督は「実戦から遠ざかっているからね。打順を下げた」と説明した。
引退試合の試合前の井口は、「まだ実感はない。現役の最後…悔いのない自分らしいスイングをしたい」と力を込めていた。
この日を入れて残り試合は9。「なんとかいい形でつなぐことができれば」と今季、そして来季をにらんだ。