オリックス・吉田正、逆転V3ラン 13打席ぶり安打が千金!
「楽天4-7オリックス」(21日、Koboパーク宮城)
右中間スタンドに飛び込んだ白球。相手応援席を黙らせ、マウンド上の岸をひざまずかせて動けなくした。1点を追う八回2死一、三塁からオリックス・吉田正が内角145キロを完璧に捉える逆転12号3ラン。7試合ぶりの一発は自身13打席ぶりの安打だった。
「追い込まれる前に真っすぐをはじけるように準備していた。最高の結果になってくれた。ここ最近、自分の打撃ができていなくて歯がゆかった。残り試合で1本でも多く打てるように頑張ります」
好投手との対戦ほど燃えるという2年目は冷静に振り返った。福良監督も「あんまり良くなかったのに、ああいうところで打つんだから大したものです」と頼もしげに見つめた。