楽天がメキシコ地震で募金活動 助っ人が母国のため直訴、試合後に35人参加

 楽天は21日、オリックス戦終了後のKoboパーク正面で、梨田昌孝監督(64)をはじめコーチ陣、選手、計35人が参加し、メキシコ地震の被災者支援のための募金活動を行った。夜遅くにもかかわらず、ファン3000人が協力。合計で150万6699円が集まった。

 この日、メキシコ出身のアマダーとクルーズが、母国のため募金活動を球団に直訴。2人の意思に球団、監督、コーチ、選手も賛同し、実現した。

 アマダーは、大きな被害を受けたメキシコシティで7年間を過ごしたといい、「住み慣れた街が破壊された映像を見て、悲しかった。何かできることがあればしたいと思った」。大勢のファンの募金協力に「こんなにたくさんのファンが集まってくれるなんて想像していなかった。国籍が違う人たちがメキシコのためにこんなに集まってくれて、感謝しかない」と神妙に話した。

 クルーズは「メキシコは今、大変なことになって、20万人以上が苦しんでいる」と故郷を思いやり、「国は違えど、同じ人間。助け合うことが大事。特に東北の方々は、東日本大震災で大変な思いをされた方が多い。たくさんの方に募金していただいて、協力しあうことが大事だと感じた」と感謝した。

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