慶大・津留崎がリーグ戦初先発初勝利!トミージョン手術経験「感慨深い1勝」

 「東京六大学野球、慶大13-10東大」(19日、神宮球場)

 慶大の2年生右腕・津留崎大成投手(慶応)がリーグ戦初先発で初勝利を挙げた。

 初回に併殺崩れの間に先制を許したものの、5回3安打1失点。140キロ前後の直球とスライダーで6三振を奪う力投で、役割を果たした。

 高3夏に右肘内側側副じん帯を断裂。同10月に再建手術(トミー・ジョン手術)を受けた。本格的な投球再開までには1年半。今春の最終戦で打者2人のみの登板ながら神宮デビューを果たし、さらに順調な回復を遂げて迎えた初先発だった。

 リハビリ中は、ダルビッシュら同じ手術から復帰した投手の成績に一喜一憂したという津留崎。「この日を目標に、神宮で勝つために腐らずやってきた。時間がかかったなと思うけど、感慨深い1勝です」と笑顔がはじけた。地道なトレーニングの成果もあり、最速は高校時代から4キロアップの148キロに。「神宮の感じはつかめた。次からは自信を持って入れます」と力強く手応えを口にした。

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