中日・荒木、現役続行へ 来季23年目、球団生え抜き野手で歴代最長に

 中日・荒木雅博内野手(40)が来季の現役続行を決断したことが17日、分かった。球団も本人の考えを尊重する姿勢で、来季は現役生活23年目となり、球団の生え抜き野手では立浪和義を抜いて歴代最長となる。

 今季は6月3日の楽天戦(ナゴヤドーム)で史上48人目となる通算2000安打を達成するなど、ここまで84試合で打率・249、0本塁打、8打点。数字以上の存在感を見せ、ドラフト2位の京田に守備面やプロとしての心構えをアドバイスするなど、後継育成にも力を入れている。

 チームは今季、球団史上ワーストを更新する5年連続Bクラス確定が目前。常勝時代を知り、日ごろから「チームが強くなっていく中のピースとしてやっていきたい」と話す荒木が来季もチームを支える。

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