中日・福田永将内野手(29)が16日、大台の20発到達へ“秘密兵器”を導入した。甲子園の室内練習場で行われた練習で、福田は棒状の道具を手に取ってスイングを始めた。バットのようにグリップエンドがあり、先端部分にスポンジのついたミズノ社製の「レベルスイングバー」だ。
長さ約1.5メートル、重さ約700グラムで、体全体を使わないと正しく振れないアイテムだ。阪神から借りたもので、初めて振ったという福田は「すぐに感覚が良くなるかは分からない」と言いつつも、その後のフリー打撃では大きな飛球を連発した。逸品をきっかけに、和製大砲が目標の20発へスパートをかける。