ヤクルト 逆転勝ちで胴上げ阻止 大松、奥村の控え組が同点打&決勝犠飛

試合後ポーズをとるヤクルト・奥村=マツダスタジアム(撮影・堀内翔)
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 「広島4-5ヤクルト」(16日、マツダスタジアム)

 ヤクルトは逆転勝ちで、リーグ優勝へマジック「1」としている広島の、目の前での胴上げを阻止した。

 2点を追う七回。2死二、三塁から代打・大松が右前へしぶとく運ぶ2点適時打で同点とした。

 「負けたら胴上げを見ないといけない。アウェーの中でしっかり自分たちの仕事ができた」とベテランの一振りで試合を振り出しに戻した。

 4-4で迎えた八回は1死満塁から途中出場の奥村が「1点を取りに行こう」と決勝点となる中犠飛を放ち燕党も大盛り上がり。

 「チームのために何ができるかというところで三振しなかった。それが唯一のいいこと」と手応えをつかんだ。

 完全アウェーの中での逆転勝ち。真中監督は「大松は結果が出ていない中、食らいついていた。奥村はしつこく外野フライを打ってしぶとくできた」と話した。

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