日本ハム飯山が現役引退 東京本拠地時代を知る最古参
日本ハムの飯山裕志内野手(38)が15日、札幌市内の球団事務所で今季限りでの現役引退を表明した。
飯山は鹿児島のれいめい高から1997年・ドラフト4位で入団。晩年はシーズン後には引退がよぎっていたという。「正直、年を重ねると、毎年、毎年、引退を考えてました」。今後については「今、ちょっと一つの夢がかなって、消えてしまったので、もう少し時間をかけて考えたい」と話した。
日本シリーズには2006年、2007年、2009年、2012年と4度出場。2012年の日本シリーズ第4戦ではサヨナラ安打で1対0の勝利に貢献。通算910試合に出場し、打率は・202、45打点、1本塁打、15盗塁。内野はどこでもこなせる堅実な守備でチームを支えてきた。「本当に非力で不器用な選手だった僕を応援してくださって、ありがとうございました」とファンに感謝。北海道移転前の東京本拠地の日本ハムを知る男がユニホームを脱ぐことになった。