5月にMLB側が改正へ協議申し入れ ポスティングシステム経緯
ポスティングシステムはプロ野球選手が海外FA資格取得前に米球界に移籍できる制度。98年「日米間選手契約に関する協定」が調印されて成立した。
12年までの旧制度では譲渡金の最高額を入札した米球団と当該選手が交渉できる入札方式がとられていた。
13年12月に成立した現行制度では日本球団が上限2000万ドル(約23億円)の譲渡金を設定。支払う意思のあるメジャー全球団と交渉可能となった。
制度改正にはNPBとMLBのいずれかが協定有効期間が終了する10月31日の180日前までに申し出る必要があり、双方から申し入れがなければ自動的に1年間延長される。
今年は期限であった5月5日(米国時間4日)までにMLB側が今オフの改正に向けた協議を申し入れた。