「ソフトバンク２－５オリックス」（１３日、ヤフオクドーム）

　オリックス・マレーロが３打席連発の離れ業で天敵バンデンハークを沈めた。二回に直球をたたき先制の１４号を放つと同点に追いつかれた四回無死二塁ではカーブを左中間へ運ぶ勝ち越しの１５号２ラン。さらに六回にはスライダーを左中間へ１６号ソロ。３打席とも違う球種を本塁打にする万能ぶりで対戦１１試合目にして初めて天敵に黒星を付けた。

　球団の１試合３打数連続本塁打は、昨年９月１５日・日本ハム戦（札幌ドーム）での糸井以来。３打席連続は０９年４月１０日・ロッテ戦（京セラドーム）のラロッカ以来となった。

　「３発は人生初。甘い球が来たらいこうと思っていただけ」

　福良監督も「マレーロさまさまですね」と絶賛。すでに来季の契約も更新済み。この助っ人も当たりだ。