日本ハム・レアード 3年連続30号は値千金決勝ソロ

 「西武0-1日本ハム」(9日、メットライフドーム)

 日本ハム・レアードが来日から3年連続で30号に到達した。「前の大谷と中田に初球から変化球で入っていたから狙っていた」。四回2死から初球カーブをフルスイング。左翼席中段に運んだ。球団の3年連続30本塁打以上は00~03年小笠原道大の4年連続以来で、外国人選手では90~93年のマット・ウインタースの4年連続以来の快挙だ。

 8月20日以来となる14試合ぶりの一発は、昨年から33回無得点で4連敗中だった天敵・多和田から放った値千金の一打だった。

 恒例のすしポーズだけではなく、スタンドで観戦していた両親と親戚計5人を指さし、満面の笑み。11日に30歳の誕生日を迎える優良助っ人は「家族の目の前で打ててうれしい。札幌に帰ってから祝ってもらうんだ」とご機嫌だった。

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