U18清水&田浦、頼もし救援コンビ!2人で16回2/3無失点

 オーストラリア戦に2番手で登板した清水(共同)
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 「野球U-18W杯・2次リーグ、日本4-3オーストラリア」(7日、サンダーベイ)

 日本が誇る鉄壁の救援コンビが勝利の立役者となった。まずは清水だ。同点の七回から登板。無死一、二塁から始まるタイブレークに入った延長十回は1死満塁とされたが、決め球のフォークで投ゴロ併殺に切り抜けた。

 実はタイブレーク突入を「忘れていた」という右腕。だが、早実に敗れた今春関東大会で経験していたことが生きた。「あの時は相手が打順を選べた。今日は送りバントで1つアウトをくれたので、楽な気持ちになった。絶対にゼロで抑えるぞという気持ちだった」と落ち着いていた。

 今大会絶好調の田浦も十一回に続いた。1死満塁からカットボールで見逃し三振を奪って2死とすると、最後はフルカウントからズバッと内角直球で見逃し三振。ラストボールの直前、捕手の古賀を呼び寄せて意見が一致した決め球で絶体絶命のピンチを脱し「一番のボールが投げられた。こん身の1球」と胸を張った。

 今大会は2人で16回2/3を無失点と盤石。清水は「あと3試合、自分のすべてを出し切れたらいい」と世界一への覚悟を口にした。

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