「巨人6-4広島」(30日、東京ドーム)
巨人・小林誠司捕手が待望の今季1号を放ち、お立ち台に上がった。
2点リードの四回、1死。大瀬良のカットボールを左中間席最前列に運んだ。本拠地のファンからは大歓声にまじってどよめきも起こり、一塁ベンチでは高橋監督が首をひねりながら出迎えた。
ヒーローは「チームの皆さんもファンの皆さんもびっくりされたと思うので、また打てるように頑張ります」と控えめに喜び、指揮官は「シーズン中に見られて良かったです」と笑った。
小林はWBC、球宴で本塁打を放ちながら、公式戦では不発。球宴では高橋監督が帽子をたたきつけて悔しがり、周囲の笑いを誘っていた。