東海大菅生が初の4強入り、3本塁打で三本松に快勝 2~6番が甲子園で一発

6回、2ランを放ち次打者の東海大菅生・小玉とタッチを交わす東海大菅生・松井=甲子園(撮影・田中太一)
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 「全国高校野球選手権・準々決勝、東海大菅生9-1三本松」(20日、甲子園球場)

 東海大菅生(西東京)が三本松(香川)を下し、初の準決勝進出を果たした。

 東海大菅生は初回、主将の3番・小玉佳吾内野手(3年)の2試合連続本塁打となる右中間2ランなどで3点を先制。三回には7番・佐藤弘教外野手(3年)が自身甲子園2本目となる左翼席への2ラン、六回には2番・松井惇外野手(3年)が右中間席へ2ランを放つなど一発攻勢で大量リードを奪った。

 エース・松本健吾投手(3年)は、伸びのある直球と鋭い変化球で八回まで三本松打線を1点に抑えた。九回は戸田懐生投手(2年)が登板した。

 公立校で唯一8強入りした三本松は、エース・佐藤圭悟投手(3年)が3回5失点で降板。2番手・安芸良投手(3年)も相手打線の勢いを止めることはできなかった。0-9の八回には黒田一成内野手(3年)の二塁打と大久保祥吾外野手(2年)の左前適時打で1点を返し、一矢を報いた。

 先制2ランを放った東海大菅生の主将・小玉は「2ボールからストレートが来ると思い切り振った。伸びてくれて良かった。(2試合連続本塁打は)飛んでいるところがいい」と振り返った。

 この日は2番・松井にも一発が出て、6番までの5打者が甲子園で本塁打を記録。小玉は、「勢いに乗ると止まらない打線だと思う。冬場のウエートトレーニングの効果が出ている。(中でも)佐藤が1番効いている」と説明。準決勝へ向けては、「満足せずにまだまだ、記録に載らないエラーもあるので修正したい」などと気を引き締めていた。

 東海大菅生は試合後の抽選で、準決勝は第2試合の三塁側ベンチで迎えることになった。

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