巨人・菅野が自己最多タイの13勝目 急きょ降板も「足つってしまっただけ」
「巨人6-1DeNA」(19日、東京ドーム)
巨人の菅野智之投手が7回2/3を1失点で終え、自己最多タイの13勝目を挙げた。八回の途中にベースカバーに走った際に右足に違和感を覚えて降板したものの、お立ち台では「足をつってしまっただけなので大丈夫です」とファンを安心させた。
菅野は三回にはDeNA・桑原に左翼へ先制ソロを浴びたものの、四、五回の2イニングで5三振を奪うなど、DeNA打線を3安打に封じ込めた。
七回にはマギーに満塁14号が出たため、余裕を持ってマウンドをマシソンに託せた。「ここ最近打線も調子いいので心強いです」と打線に感謝したエースは、自己最多に並ぶ13勝目にも「負けていい試合なんて1試合もないので、先頭に立ってどんどん勝っていけるように頑張ります」と気を緩めることはなかった。
マギーも「3位のチーム相手にうちにとって大事な試合だった。菅野だったので大量の援護はいらないにしても打てて良かったです」と謙虚に語った。巨人では初の満塁弾だが「そんなにめったに打てるものではないですし、満塁本塁打といってもそこに至るまでに出塁してくれている選手がいるわけですからその人たちのおかげで打てました」と語った。