満塁弾応酬の激戦、盛岡大付が延長十回5得点で8強

延長10回盛岡大付無死二、三塁、中越えへ3ランを放った盛岡大付・植田はガッツポーズを決める=甲子園(撮影・田中太一)
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 「全国高校野球選手権・3回戦、盛岡大付12-7済美」(19日、甲子園球場)

 猛打を誇る両チームから満塁弾が飛び出したゲームは、延長十回に盛岡大付(岩手)が5点を奪い、済美(愛媛)を破って8強進出を決めた。

 盛岡大付は1-2の五回、1点を返しなおも2死満塁のチャンスで6番・小林由伸内野手(3年)が左中間に逆転の満塁アーチをたたき込み、6-2とした。

 しかし済美はその裏、安打と四球、敵失で1死満塁とすると、5番・吉岡秀太朗外野手(3年)がバックスクリーンに同点の満塁弾を放った。

 試合は6-7で迎えた九回に盛岡大付が同点に追いつき、十回に林の適時打、植田の3ランなどで5得点し、8強進出を決めた。

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