日本ハム ロッテのけん制悪投でサヨナラ勝ち 西川は満塁弾など3安打
「日本ハム8-7ロッテ」(17日、札幌ドーム)
日本ハムが3連勝。延長十一回1死一、二塁からロッテの7番手・松永が二塁へけん制悪投。中堅の荻野がこのボールをそらす間に代走・岡がサヨナラのホームを踏んだ。
0-1の二回、田中賢の右前適時打と西川の右越え6号満塁本塁打で5点を奪い逆転。5-2の五回はレアードの左越え28号ソロで1点を追加。6-7の七回は大谷が右越えに同点5号ソロを放った。
先発・加藤は六回途中7安打4失点。
公式戦では2シーズンぶりのグランドスラムで、昨年の日本シリーズでも満塁弾を放っている西川は3安打猛打賞。「しんどかったので早く試合を終わらせてくれと思った。満塁では今年(安打を)1本も打ってなかったので、そのプレッシャーをかけながら打席に入った」と語った。
西川は守備でも終盤に中堅ライナーをバックしながら好捕を見せたが、「判断が悪いだけなのですごいプレーに見える。判断ミスです、スミマセン」と話した。
ロッテは4連敗。先発・唐川が6回7安打6失点。初回は角中の右犠飛で1点を先制。1-5の五回は三木の左越え2号ソロで1点。2-6の六回は代打・田村の左越え2号3ランで3点。七回はペーニャの左越え4号ソロで同点とし、中村の左中間5号ソロで逆転した。