文字サイズ

広陵W左腕で中京大中京打線退けた 平元粘投&山本W救援

 力投する広陵・平元(撮影・持木克友)
1枚拡大

 「全国高校野球選手権・1回戦、広陵10-6中京大中京」(11日、甲子園球場)

 広陵(広島)が今秋ドラフト上位候補・中村奨成捕手(3年)の2本塁打などで中京大中京(愛知)に10-6と逆転勝ちを収め、夏の大会30勝目を挙げた。

 左腕2人の熱投が、勝利を呼び込んだ。先発した背番号1の平元は三回に2点を失ったが、以降は140キロ台の直球に110キロ台のカーブを巧みに交えて6回を6安打8奪三振で2失点。「腕が振れていなかったけど、調子が悪いなりにできた。どんな投球でも勝たないと意味がない」。粘り強く投げ続け、きっちりと試合を作った。

 後を受けた背番号10の山本も負けてはいない。

 4点リードの七回から救援し、やや腕を下げたフォームから低めに球を集めた。九回途中で一度、一塁に回ったが、代わって登板した森が失点し、なお1死満塁のピンチで再登板。球場全体が中京大中京を後押しするような空気が充満する中、押し出し四球、右前適時打で4点差に迫られたが、最後は二ゴロに仕留めて試合を締めた。「気持ちは全然切れていなかった」と胸を張った。

 中井哲之監督(53)は九回の中京大中京の追い上げに「(07年決勝と)同じような雰囲気でしたね。佐賀北を思い出しましたよ」。悪夢がフラッシュバックしたようで、苦笑いを見せた。2007年夏の甲子園決勝。佐賀北に、八回に逆転満塁本塁打を浴びて準優勝に終わった。嫌なムードを断ち切った08年以来の夏勝利に、選手たちへの賛辞も尽きない。

 「(勝利から遠ざかっていて)プレッシャーはありました。でも、選手たちが夢の舞台で、大観衆の前で楽しそうにプレーしてくれたことがよかったです。スタンドが広陵のえんじ色に染まって、鳥肌が立ちました」

 2回戦は甲子園3季連続4強の秀岳館。また全員一丸の広陵野球をやり切って、強敵をなぎ倒す。

関連ニュース

    デイリーペディア

    編集者のオススメ記事

    野球最新ニュース

    もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス