「広島-巨人」(11日・マツダスタジアム)
巨人の重量打線が本領を発揮し、広島投手陣を粉砕した。
2点を追う五回。2死満塁から阿部が「コースに逆らわずに打ち返すことができました」と初球の外角球を左翼線に逆転の3点二塁打。さらに村田、亀井、田口にも適時打が飛び出し、この回打者11人の猛攻で一挙6点。続く六回もマギーの適時打などで3点を追加した。
八回までに1番・陽岱鋼、2番・マギー、5番・村田、6番・長野の4人が3安打猛打賞をマーク。今季4勝13敗と大きく負け越している首位広島を相手に、ヒットの山を築いた。