ロッテ角中が2号2ラン 先発・酒居の負けを消す同点弾
「ロッテ-西武」(11日、ZOZOマリンスタジアム)
鮮やかな一振りだった。ロッテの角中が2点を追った五回1死二塁から、右翼席に同点となる2号2ランをたたき込んだ。
3-2から野上の143キロストレートをジャストミートした。
7月17日のオリックス戦(ZOZOマリン)以来の1発に、「酒居がズルズルいかないで最低限踏ん張ってくれたので、早く追いついてあげたかった。いいホームランが打てました」と振り返った。
ドラ2の酒居が2度目の先発。浅村に2発を浴びて3失点。五回で降板したが、その直後に飛び出した。
試合前、伊東監督は「(角中は)一時期よりもよくなった。引っ張ってヒットが出るようになった」と話していたが、この言葉を裏付けた。
「この流れを大事にして、早く次の1点を取りたい」。連敗脱出へナインを鼓舞した。
10日のソフトバンク戦では2点三塁打。9日の同カードでも孤軍奮闘。三塁打を含む2本の適時打を放って、2打点と全得点をたたき出した。
これで11試合連続安打。昨年の首位打者、最多安打を獲得した主軸がいよいよ絶好調になってきた。