楽天、今季5度目のサヨナラ勝ちで堅首 延長十一回、銀次打!

 「楽天4-3日本ハム」(10日、Koboパーク宮城)

 4時間24分のロングゲームを制して楽天は今季5度目のサヨナラ勝ち。首位を死守した。延長十一回、サヨナラの舞台を作ったのはオコエだ。7番手の石川直からカーブをたたいて左翼線二塁打。続く茂木が四球で1死一、二塁。ここで銀次が左中間へ適時二塁打を放って試合を決めた。

 「決めてやろうという気持ちはあったけど、すごく落ち着いて、楽に打席に入れた。柔らかく、柔らかくと言い聞かせて、後は体に任せた」と銀次。開幕から不動の5番として好調を維持。恐怖の2番・ペゲーロが故障離脱してから日替わり2番が続いていたが、銀次は新恐怖の2番と呼ぶにふさわしい威圧感と勝負強さで、この日も3安打2打点だ。

 その銀次、サヨナラ直後に二塁ベース付近でナインに祝福の水を浴びせられて、ビショビショに。背番号33ではなく、仲良しの枡田の背番号32のユニホームを着て、お立ち台に。「枡田に『2番、ちゃんと打てよ』って、朝、言われて。枡田、やったよー」と控えに甘んじる枡田にエールも送った。

 梨田監督も「あしたは移動即ゲーム(京セラドームでオリックス戦)。ホントは9回で終わらせてあしたに備えたかったけど」とぜいたくな?ボヤキ節。このねちっこさが楽天の最大の武器だ。

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