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明徳 延長十二回の死闘制す 2番手・市川が好投!六回から0封で勝利呼んだ

 延長戦を制し歓喜する明徳義塾ナイン(撮影・佐藤厚)
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 「全国高校野球選手権・1回戦、明徳義塾6-3日大山形」(9日、甲子園球場)

 昨夏4強の明徳義塾が延長十二回の末に日大山形を下し、初戦を突破した。同点の六回から2番手でマウンドに上がった2年生右腕の市川悠太投手が、強気の内角攻めを武器に7回5安打無失点の好リリーフを見せ、勝利を呼び込んだ。明徳義塾は2回戦で前橋育英と対戦する。

 強気の投球で勝利を呼び込んだ。六回から2番手でマウンドに上がり、7回を5安打無失点。明徳義塾の2年生右腕・市川は「真っすぐ中心に思い切って投げられた」と好救援に胸を張った。

 自ら「緊張しないタイプ。リリーフの方がのびのびと投げられる」と話す183センチの右腕は、度胸満点のマウンドさばきで相手打線を抑えた。延長十回には2死二、三塁のピンチを招いたが、相手の8番打者を内角直球で二ゴロに打ち取り無得点に抑えた。

 春の悔しさを晴らした。延長十回の末に敗れた今春センバツの初戦・早実戦。終盤にピンチが続いたエース・北本の投球を見ながら登板機会を待ったが、出番は回ってこなかった。市川は「監督に信頼されていなかったと思う」と振り返る。

 センバツ後は「内角への制球力」を求めて試行錯誤を続けた。もともと上手投げだが、5月の四国大会後に横手投げにチェンジ。6月には現在のスリークオーターに投球フォームを変えた。

 「今のフォームがはまった。内角に投げやすくなったし、球速も増した」。練習試合で結果を残し、夏の高知大会決勝・檮原戦でも七回から完璧なリリーフ。指揮官の信頼を勝ち取り、北本-市川の継投がチームの必勝パターンになった。

 馬淵史郎監督(61)も「市川の度胸と勝ち運に懸けた。しっかり投げてくれた」と目を細める。県外出身選手が多いチームだが、市川は高知県出身。前橋育英と対戦する2回戦に向け「しっかり準備して、強気に投げたい」と闘志をにじませた。

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