NPB「引退特例」今季から適用
日本野球機構(NPB)の理事会とプロ野球12球団の実行委員会が7日、東京都内で開かれ、シーズン中に引退試合を行う選手を28人の1軍登録枠と別枠で登録できる「引退特例」を承認し、今季からの適用が決まった。
「引退特例」は引退試合当日のみ登録可能。その後はクライマックスシリーズを含めた公式戦には出場できないが、チームが日本シリーズに進出した場合は出場が可能となる。1試合で複数選手の特例適用もできるが、その際もベンチ入りは最大25人までとなる。
また選手会が求める、契約更改交渉での提示金額の事前通知について、選手関係委員長の阪神・谷本修球団常務は「(合意への)努力は続けていく」と話し、29日の選手会との事務折衝までに12球団の意見集約を行う。