「阪神１０－３ＤｅＮＡ」（２７日、甲子園球場）

　ＤｅＮＡは阪神に敗れ、連勝が３でストップした。

　痛かったのは１点を追う終盤の好機で確実に得点を奪えなかったことだ。七回には１死三塁で田中浩が二ゴロ、続く筒香も二ゴロと凡退した。さらに八回も１死二、三塁の好機で梶谷が二飛、代打・荒波は遊飛に倒れた。

　ラミレス監督は「少なくても同点に追いつけるチャンスは何回か、ありましたけど。野球は勢いが重要で、勢いを失うと相手のチームが持っていくということ」と厳しい表情を浮かべた。

　ロペスが家族の急病のためこの日、急きょ、横浜に戻り今季初の欠場。打線が迫力を欠き、指揮官は「ロペスは主軸の中の主軸。いない中でいろんな選手のやりくりを考えないといけない。仕方ないことですが、いなかったのは試合に影響したかなと思います」と話した。

　ＤｅＮＡは阪神と再び同率２位となった。ラミレス監督は「阪神戦を２勝１敗で終えられたのは非常にいいこと。しっかり準備して巨人戦にいきたいと思います」と気持ちを切り替えていた。