楽天・則本、球団初の入団から5年連続2桁星 8回1失点11K

お立ち台でポーズを決める楽天の(左から)決勝打の今江、新加入で適時打のクルーズ、10勝目を挙げた則本
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 「楽天4-1ソフトバンク」(26日、Koboパーク宮城)

 本来の投球だった。楽天・則本は8回1失点、11奪三振。リーグ最速で10勝目を挙げるとともに、球団史上初の入団以来5年連続で2桁勝利を達成した。

 15日の球宴第2戦で先発して以来、後半戦初登板のマウンドで、さすがの則本もフォームのバランスを微妙に崩した。「自分らしくなかった」。だが、持ち前の修正能力を発揮し、七回先頭の松田から6者連続三振。八回2死で今宮から154キロの直球で見逃し三振を奪うとほえた。

 2桁勝利の重みをかみ締めた。今春WBCでともに日の丸を背負い、切磋琢磨(せっさたくま)する巨人・菅野がセ・リーグ10勝一番乗りを決めると、則本は「僕も続けるように頑張ります」と連絡した。有言実行した。通算60勝目。5年目での到達は田中将大(現ヤンキース)に並ぶ速さだ。

 負けられない首位攻防戦で鷹との差を2・5に広げた白星。「厳しい試合になると思った。その中で2桁挙げられた」。エースは何よりそのことを喜んだ。

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