日本ハムが北海道移転後通算1000勝 代打矢野が決勝打 大谷は3号特大ソロ
「日本ハム4-2ロッテ」(26日、帯広の森野球場)
日本ハムが逆転勝ちで連敗を4で止め、2004年の北海道移転後、通算1000勝の記念星を挙げた。
1点を追う七回、代打・矢野が逆転の2点適時打を放つと、八回には大谷が右翼場外へ3号ソロをたたき込み、突き放した。
日本ハムの先発・上沢は7回を4安打2失点、ソロ本塁打2本による失点のみに抑えて3勝目(3敗)を挙げた。九回を抑えた増井が15セーブ。
チームの節目の勝利を挙げた上沢は「僕の中ではチームの連敗を止めて僕も勝ちたかった。点の取られ方が悔しい取られ方でしたが、野手の方に感謝したい」と振り返っていた。
決勝打の矢野は「上沢が気持ちのこもった投球をしていたので、何とかしたかった」と話し、1000勝については「ファイターズにとっても大切な1勝になった。これからも歴史を積み重ねていきたい」とファンにアピールしていた。
ロッテは1点ビハインドの二回に鈴木の9号ソロで同点とすると、七回には中村が勝ち越しの3号ソロを放ったが、その裏、先発の唐川が再逆転を許した。唐川は8回8安打4失点で8敗目(4勝)。5位・日本ハムとの差は再び2・5に広がった。