高校野球神奈川大会 慶応、注目の正木が奮闘も準々決勝で敗退

 「高校野球神奈川大会・準々決勝、桐光学園11-8慶応」(25日、横浜スタジアム)

 慶応が打撃戦の末に競り負け、準々決勝で敗退した。

 一回に5点を先制される苦しい展開。だが、二回に注目のスラッガー正木智也外野手(3年)が右中間席へ高校通算50号となるソロを放ち、猛反撃の口火を切った。

 四、五、七回と3度もビハインドを振り出しに戻す粘りを発揮。八回には2死一塁で正木が中堅フェンス直撃の適時三塁打を放ち、この試合初めてリードを奪った。

 だが、その裏、エースの森田晃介投手(3年)が桐光学園の強力打線に捕まり、一挙4失点。3点を追う九回は2死満塁と攻めたが、力尽きた。

 昨夏は準優勝。昨秋は県大会を制したが、関東大会で敗れて選抜は補欠校となった。この夏も大応援団の後押しを受けて甲子園出場を目指したが、目標は実現できず。森林貴彦監督は「5対0から、いい試合をやってくれました。選手はよくやりました」と声を震わせ、4安打2打点と奮闘した正木は「できることはやりました。悔いはありません」と涙をぬぐった。

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