京都成章19年ぶり夏の甲子園 二回一挙9点

ナインから胴上げされる京都成章・松井常夫監督=わかさスタジアム京都(撮影・山口登)
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 「高校野球京都大会・決勝、京都成章12-6龍谷大平安」(25日、わかさスタジアム京都)

 京都成章が98年以来19年ぶり3度目の夏の甲子園出場を決めた。

 一回表、龍谷大平安に1点の先制を許したが、二回にビッグイニングが訪れた。先頭の5番松下が左前打で出塁すると、そこから龍谷大平安の先発・島田が制球を乱し、四球と安打で5者連続出塁。ピッチャーが小寺に代わっても勢いは止まらず、この回打者15人11安打で一挙9点を奪った。

 続く三回には、相手の失策も交えて3点を追加。連投となる先発の北山亘基投手(3年)を援護した。

 その北山は疲れの色を見せながらも、要所を締める投球で6失点完投。最後の打者を空振り三振に抑えると、マウンドには歓喜の輪が広がった。昨年は3回戦、一昨年は初戦(2回戦)で敗退。見事な下克上勝利だった。

 京都成章は春の選抜は1998年と2011年に出場。最後の夏の甲子園である98年は決勝まで進出したが、松坂大輔(現ソフトバンク)擁する横浜にノーヒットノーランを喫し、0-3で敗れた。

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