オリックス・黒木、ルーキー守護神や チーム最多40試合の実績買われた

 チームの危機にルーキーが立ち上がった。オリックスのドラフト2位・黒木優太投手(22)が24日、不振で2軍降格した守護神・平野の代役を務める強い覚悟を口にした。

 「これまでも厳しい場面でいっていたので、九回だからといって意識はしない。八回でも九回でもやることは変わらないです」

 気丈に話すが、チームの勝敗を左右する抑えのプレッシャーは相当なもの。福良監督も「ルーキーなのにかわいそうなところもある。ちょっと酷やね。いい経験と思ってやってくれたら」と気遣った。ここまでチーム最多の40試合に登板し、5勝1敗22ホールド1セーブ。防御率2・93と見事にセットアッパーを務めてきたが、球団では03年の加藤大輔以来の新人守護神を務めることになる。

 平野の早期復帰も待たれるが、福良監督は「本人に任せる」と話し、精神的ダメージを払しょくできたと本人が判断するまでは昇格させないつもりだ。後半戦開幕後5連敗と沈むチームをルーキーが勝利へ導く。

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