市西宮が3年ぶり8強、準々決勝は報徳学園戦

 「高校野球兵庫大会・5回戦、市西宮12-1伊川谷北」(23日、ほっともっとフィールド神戸)

 兵庫県有数の進学校・市西宮が10安打で12点を奪い、3年ぶりの8強に進出した。

 打線は三回に打者14人で10点を奪った。今大会2試合目の先発となった若林秀真外野手(3年)が5回1失点。伊川谷北を寄せ付けず、昨年敗退した5回戦をあっさりと突破した。プロ注目の最速148キロ右腕・山本拓実投手(3年)の温存にも成功した。

 吉田俊介監督は「選手たちは、試合前の円陣で『目標は甲子園だから16強は通過点』と言っていたし、気負うことなく、いつも通りの野球ができていたと思う」と試合を重ねるたびに成長を見せる選手の姿に目を細めた。

 準々決勝(25日、ほっと神戸)は、春季兵庫大会準々決勝で1-2と惜敗した報徳学園と対戦する。山本は「報徳とやりたいと思っていたのでうれしい。春は1球の重みを教えてもらった。今度はリベンジしたい。今日は味方が楽をさせてくれたので、万全でいけると思う」。センバツ4強の強豪撃破を誓った。

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