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ロッテ伊東監督、連敗脱出に笑顔「きのうの訓示が効いたかな」

殊勲打を放った加藤を迎えるロッテ・伊東監督(右)
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 「ロッテ3-2オリックス」(17日、ZOZOマリンスタジアム)

 借金30で迎えた後半戦初戦を今季3度目のサヨナラ勝ち。伊東監督はご機嫌だった。「きのうの訓示が効いたかな」。いたずらっぽく笑った。

 16日の全体練習前だった。指揮官は全ナインに、「もう目先のことにこだわることなく、きょうをどう戦っていくしかない。諦めずに最後まで自分のやれることをやっていこう」と呼びかけた。

 現実となった。

 1点を追った九回だ。1死後、それまで3タコのペーニャが中越えの二塁打を放った。

 中村は右飛で2死となったが、代打・福浦の内野安打で一、三塁。大嶺翔が四球を選んで満塁となった。

 つないだ。一打出ればサヨナラ勝ち。これ以上ない場面で加藤が見事に応えた。

 フォークを2球続けて空振りして0-2となったが、ボールをしっかりと見て2-2となった。そして5球目。平野の真っすぐをたたいた。

 打球は守備固めに入っていた左翼小田の頭上を越えた。

 「追い込まれてもヤバイヤバイと思わずに食らいついていった。メチャクチャしびれた。ああ気持ちがいい」

 ヒーローは誰に遠慮することなく笑った。

 「あそこは伊志嶺しか残っていなかった。(加藤)翔平に賭けた。2-2までよく持っていった。三振かと思ったが、よく打ってくれた」

 指揮官は気持ちよさそうに劇的シーンを振り返った。

 重い展開だった。先手は取った。一回2死無走者から角中がディクソンのストレートを右翼席へ運んだ。先制となる今季1号。

 だが、以降はそのディクソンの真っすぐに多彩な変化球に決定打が奪えない。

 先発のスタンリッジはストライク先行の投球。緩急をうまく使った。なによりも低めに制球されていた。

 だが、五回にマレーロ以下の3連打で無死満塁とし、若月の遊ゴロ併殺打の間の1点で同点とされた。

 六回にも駿太の投手強襲安打から小谷野の死球も絡んで1死満塁。だが、スタンは踏ん張った。マレーロを140キロスライダー、T-岡田は130キロカーブで連続三振に仕留めた。

 七回途中で降板したが、松永と大谷がしのいで迎えた九回だった。内が1死から大城に痛恨の1発を浴びた。

 だが、七、八回を近藤と黒木に0を並べた打線が、最後まで“重い”1点にひるまなかった。

 「どんな形であれ勝つことが大事だ。お客さんも入ってくれて、(結果に)満足してくれる。でも、明日につなげていかなければ」。伊東監督が声を強めた。

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