清宮【一問一答・1】満塁弾打った感触で「入ったなと」

 「高校野球西東京大会・4回戦、早実14-0芦花」(17日、ダイワハウススタジアム八王子)

 第1シード校の早実は今大会2戦目で芦花(ろか)を七回コールドで下し16強入り。主将の清宮幸太郎内野手は「3番・一塁」で先発出場し、七回の第5打席で高校通算105号となる満塁本塁打を放った。8-0で迎えたこの回、清宮は1死満塁で相手の4番手右腕から左中間芝生席へホームランを放った。公式戦では7試合連続25本目の一発で、満塁アーチは公式戦初。以下、試合後の清宮との一問一答の要旨のその1。

 試合後の清宮は満面に笑みを浮かべて報道陣の輪の中に入った。

 -最後に出た。左中間への当たりの感触は。

 清宮「向こうの打球になったんですけど、感触がよかったので、入ったなと思いました」

 -前の打席も満塁で(二飛)もう一度満塁で回ってきた。

 「もう、前のバッター、みんなから『絶対に回すから』と言われていましたし、まして同じ場面だったので、同じ(結果)じゃ自分でも悔しいところはあるので、しっかり前の打席の感覚を修正しつつ、打席に入ることができたかな」

 -早実の打線の流れか、満塁で回るのは何か持っている。

 「チームとして8、9、1、2(番)がしっかり出ようという、そこをすごく大事にしている。(選抜の)東海大福岡の時に8、9、1、2が全然つながらなくて、得点に結びつかなかった部分がかなりあった。そういう負けから学ぶ事はかなり多いので、自分とか野村の前にランナーを出すというところはチームとしてやってきている。それがすごく最近は生きてきているのかなと思います」

 -今日もお客さんが多い中、周りの空気で感じるものは。

 「早実の生徒も学校も終わってたくさん来てくれましたし、それ以外のお客さんたちも足を運んでいただいたので、それはやっぱり後押ししてくれましたし、八王子もこれで最後なので、最後いい終わり方ができたかな」

 -無失点で終われ、キャプテンとしてはいい形で終われた。

 「最後、継投でしたけど、それでもしっかり(先発の)雪山がゲームを作ってくれましたし、代わった伊藤も赤嶺もいいピッチングをしてくれていた。この調子でおごることはなく、勢いそのままこの調子でいってほしい」

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