清宮の一問一答【2】ベンチ外メンバーがモチベーションビデオ制作「完璧です」

報道陣の質問に答える早実・清宮幸太郎=ダイワハウススタジアム八王子(撮影・中田匡峻)
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 「高校野球・西東京大会3回戦、早実9-2南平」(15日、ダイワハウススタジアム八王子)

 春の東京大会を制した早実は第1シードとして今夏の初戦を迎え、南平(みなみだいら)を八回コールドで下して4回戦に進出。主将の清宮幸太郎内野手(3年)は「3番・一塁」で先発出場し、3打数1安打2打点。初回の第1打席で高校通算104号となる先制の右越え2ランを放った。公式戦では6試合連続の本塁打となった。

 清宮の試合後の一問一答は次の通り。

 -うまく(腕を)たたんで打った。

 「うまくフェアゾーンに入れられたかな。そんな難しい球ではなかったと思うんですけど、でもよかったです」

 -芯の割には音が。

 「こすってたんで」

 -その後の打席は。

 「打ち損じばっかで。ちょっともったいなかった。フォアボールとかは落ち着いていたんで。やっぱり気を抜けちゃうと、3打席目(二飛)みたいな感じになっちゃうんで。これから気をつけたい」

 -監督は初戦はなかなか乗ってこないと。

 「自分がですか?まあ、そうすね。こんなもんかなって感じですね。去年の夏も初戦打っているんで…ふふっ。でも、3の1なんで、まだまだです」

 -気を抜いたというのは。

 「打ち急いだというか、もっと引きつけて待てればいいんですけど」

 -昨日の夜のミーティングとか試合前とか、選手たちにはどんな声をかけた。

 「まあ、ずっともう1年間やってきているので、いまさらなんやかんやないですし、いつも通り、自分たちの野球をやろうっていう風には話してました。チームメートがモチベーションビデオみたいなのを作ってくれるので、昨日はそれを見て、しっかり盛り上がって、今日に入りました」

 -感動的な作りか。

 「そうですね。うまいです、完璧です。曲?パイレーツオブ・カリビアンとか入ってました」

 -印象的なシーンは。

 「選抜で負けた時のじゃないですか。やっぱ悔しかったですし、そこはみんなシーンとなって見てましたし、みんなそれぞれ思うところはあると思うんで」

 -ベンチ外になった部員が作ったのか。

 「そうです」

 -何分ぐらいのもの。

 「20分ぐらいですか。毎年恒例みたいな感じです。夏だけです。あ、選抜の時も5分ぐらいのを作ってくれました」

 -ベンチ外の3年生には手紙を書いたりしたのか。

 「それは加藤さん(現早大2年)の時はやってましたけど、自分はちょっと多すぎるんで、それはなかったですけど。でもずっと3年間やってきているんで、それは言わなくてもというのはあるので、自然とガッ!てなれるのがウチのよさでもあるので」

 -3年生だけでミーティングも。

 「そんなにはしてない」

 -去年の夏は最後こすって犠牲フライに。今年はこすってスタンドに届いた。

 「打球の上がり方も結構似てましたし、最近の打球でも確実に去年より伸びているなという実感はあるので、やはり今までやってきたトレーニングの成果がしっかり出てきているんじゃないかなと思います」

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