新田15安打11点コールド発進 5番・工藤暴れた!2安打3打点2盗塁

 「高校野球愛媛大会・1回戦、新田11-4伊予」(13日、松山中央公園野球場)

 愛媛大会が開幕。1回戦2試合が行われ、開幕試合は昨夏準優勝の新田が、15安打11得点の猛攻で伊予に七回コールド勝ちした。相手の最速145キロ右腕・西川泰生投手(3年)を攻略。悲願の夏の甲子園に向け好発進だ。北条は19安打14得点で内子に七回コールド勝ちした。

 新田が開幕戦で猛打を見せつけた。県内屈指の右腕と呼ばれた伊予・西川から二回までに8点を奪取。計15安打11得点のコールド発進に、主将の4番・古和田仁捕手(3年)は「自分たちの野球ができた」と胸を張った。

 最速145キロの西川を攻略するため、マシンを140キロ台後半に設定して打ち込んできた。昨夏は準優勝。決勝で松山聖陵の長身右腕・アドゥワ誠投手(現広島)を打ち崩せなかった反省から、現チームは「好投手からも点が取れるように、バントや走塁を徹底してきた」と古和田主将は言う。

 この日は6盗塁を決めるなど、小技でも相手をかき回した。2安打3打点で2盗塁と暴れた5番・工藤耀介外野手(3年)は「やってきたことの成果が出た」と満足顔だ。

 2回戦は第3シードの済美と対戦する。強敵相手だが、昨夏も主力で出場した工藤は「全員でつなぐ野球をして、昨年の悔しさを晴らしたい」と力を込めた。目指すは悲願の夏切符。ここで負けるわけにはいかない。

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