巨人坂本勇 土壇場のメモリアル安打で同点に追いつく 史上123人目の1500安打
「阪神-巨人」(9日、甲子園球場)
巨人・坂本勇が史上123人目となるプロ通算1500安打を達成した。
3点を追う九回。2点をかえし、なお2死一、三塁から三遊間を破る同点の適時打。ジェット風船が舞う中、一塁ベース上で花束を受け取った坂本勇は声援に頭を下げて応えた。
28歳6カ月での到達は球団では1970年の王貞治の30歳4カ月を更新する最年少。球界では榎本喜八(東京)の27歳9カ月に次ぐ、史上2番目の年少記録となる。
メモリアル安打に坂本勇は「毎日体のケアをしてくれるトレーナーをはじめ、裏方の皆さんに感謝しています。そして、球場で声援を送ってくれるファンの皆さん、テレビの前で応援してくれているファンの皆さん、いつもありがとうございます。これからもチームの勝利に貢献できるヒットを、1本ずつ積み重ねていきたいと思います」とコメントした。