日本ハム・大谷沈黙 3打数無安打2K…二刀流復活着々も

 「日本ハム1-4西武」(4日、東京ドーム)

 流れを呼び込めなかった。「5番・指名打者」で出場した日本ハム・大谷が、3打数無安打2三振と沈黙。チームは敗れ、「球自体は見えていたけど、実戦感覚というか、対応できていない」と、悔しさをにじませた。

 二回、1死。鋭いスイングから中堅方向へ大飛球を放ったが、秋山がフェンス際でジャンプして好捕。大歓声も起こった打球だったが「詰まったんで…」と、表情を変えることもなかった。

 四回、2死二塁では空振り三振。七回、1死一塁では牧田の外角球にタイミングが合わず、見逃し三振に倒れた。実戦感覚のズレもあり、まだ本調子とは言えない状態だ。

 この日は試合前練習でブルペン入りし、首脳陣の前で約20球の投球練習。栗山監督は「確認をしながら前に進んでいる」と説明した。投手としての復帰も視野に入れ、着々と準備を整える二刀流。だが思いとは裏腹に「起爆剤」とはなれず、チームの借金は今季ワーストの15まで膨らんだ。

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