ロッテ・ペーニャ 移籍初打点 16安打9点猛攻起爆
「オリックス3-9ロッテ」(23日、ほっともっとフィールド神戸)
「ダイジョーブ」ロッテ・ペーニャが笑顔を浮かべて言った。九回1死満塁。黒木の内角球がヘルメットのひさしをかすめる死球となったが、チームの勝利に貢献できたことがうれしかった。
「これで千葉ロッテの一員になれたよ。勝ってよかった」
一回、1点を先制してなお2死一、二塁から三遊間を割った。移籍後初の適時打&初打点だ。
四回の先頭打者では左線にはじき返し、191センチ、118キロの巨体を揺らして二塁を奪った。「全力でプレーするのが自分の持ち味なんだ」。まだ「打撃は100%じゃない」と話すが、伊東監督は「今日は6番だったが中軸で期待している。重みも違ってくる」と期待する。出場2試合目で存在感を発揮したペーニャに早くも風格が漂った。