プロ野球巨人の堤辰佳ゼネラルマネジャー(GM)が成績不振の責任を取って退任する方向であることが13日、関係者の話で分かった。事実上の更迭で同日、開かれる球団の株主総会と取締役会で決定後に発表される見込み。後任には球団OBの鹿取義隆GM特別補佐らが候補に挙がっているとみられる。
巨人は山口俊、森福允彦両投手、陽岱鋼外野手の3人を同時に獲得するなど積極的な補強で3年ぶりのセ・リーグ優勝を目指した。開幕5連勝するなど好調なスタートを切ったが、期待のFA組が故障などで出遅れたこともあり、5月25日から6月8日まで球団ワースト記録の13連敗を喫し、低迷している。